ODYSSEY国内総販売元
株式会社プロジェクション
   
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ドライセルバッテリーとは?
ODYSSEYバッテリーは、渇電解液方式バッテリー(AGM:Absorbed Glass Mat方式)です。この方式では、バッテリー中に流動状態の希硫酸電解液がなく、希硫酸電解液はすべてグラスマットのセパレータに保持(浸透)しています。実際にODYSSEYバッテリーを二つに割ったとしても、電解液はこぼれ出てきません。これが、ODYSSEYバッテリーをドライセル(Drycell)と呼ぶ理由です。
 
オデッセイは完全な乾式バッテリーか?
ODYSSEYバッテリーは、内部に電解液が入っていない乾燥している状態ではありません。内部のグラスマットに電解液を浸透させ保持しています。流動状の希硫酸電解液がありませんが、実際には、グラスマットは湿っているような状態です。
このようなことから米国運輸局(US Department of Transportation :USDOT)の規制下での「液式密閉バッテリー」(Wet nonspillable wet electric storage batteries)には該当せず、国際航空運輸協会 (International Air Transport Association :IATA) の航空輸送分類に拘束されません。したがってこれらのバッテリーの輸送に関しての法規的な問題はほとんどありません。
 
純鉛バッテリーとは?
おおまかな説明として、非常に高い純度( 99.99% )の原材料を使用していることを示します。それは決して新しい技術ではありません、再結合式シール鉛バッテリーの技術は HAWKER社によって1973年に発明され、特許となりました。
 
液式バッテリーとの違いは?
一般的な液式のバッテリーは、バッテリー内部に流動性の希硫酸電解液がありますので、バッテリーを横倒しにすると当然、液がこぼれます。しかし、ODYSSEYバッテリーは、希硫酸電解液がグラスマットに浸透しているので横倒しにしても液がこぼれることはありません。そのために横倒状態での使用も可能です。
 
並行品との違いは?
弊社取り扱いの品(正規輸入品)として、Ultimateシリーズは日本専用モデルとなり、Standardシリーズは、国外でも販売しているモデルです。それぞれのモデルとも端子等国内専用部品を採用し、国内で厳重な検査・充電の上で出荷しています。
 
自分の車にはどのサイズが適合しますか?
ODYSSEYバッテリーは、車両の純正バッテリーと完全互換のサイズがありません。これは、サイズ・容量などが一般的な自動車用バッテリー規格外のためです。そのために、搭載予定のお車の乗り方、装備品、ODYSSEYバッテリーに期待される性能によりタイプが異なります。目安として How To Choice を参照ください。
 
自分の車の端子はどの形状でしょうか?
国産車の場合、JIS 規格で定められている型式から端子形状が判別できます。型式の左から 3/4文字目の英字が「B」もしくは「D」が一般的です。「B」は JIS(NS)端子、「D」は DIN(N)端子、「A」は JIS端子もしくはボルトナット形式のため現車確認が必要です。たとえば品番34B19Lの場合、左から3桁目の英字が「B」となりますので JIS(NS)端子となります。欧州車は概ね DIN端子となります。アメリカ車は、現車の確認が必要です。また、年式が古い車両や改造されている車両なども現車の確認が必要です。バイクは、一般的に M6タイプです。 端子に関する詳細は 端子について を参照ください。
 
どのように取り付けるのでしょうか?
ODYSSEYバッテリーの取り付けは搭載するバッテリーサイズにより、純正バッテリーの固定金具を利用する場合やオプションの取り付け金具を使用し固定します。サイズにより固定方法の工夫や車両側ケーブルの調整が必要な場合がありますのでご購入のお店にご相談ください。
 
自分の車はどのタイプのオプションを使えば良いのでしょうか?
車種、取り付けサイズによりオプション部品が異なりますので詳しくは ODYSSEY オプションパーツ を参照ください。
 
ODYSSEYバッテリーの充電方法は?
充電器による充電の場合、専用充電器をご使用いただくことをお勧めします。市販の充電器でも密閉式(シール式)バッテリー対応の充電器(一部を除く)で充電ができます。ただし、一般的な開放型液式バッテリーを充電する充電器(密閉式未対応)では、充電しないでください。これは、充電方法が異なるために過充電でバッテリーを破損する可能性があります。ガソリンスタンドや整備工場にある業務用の充電器の多くは密閉式(シール式)バッテリー対応していないものが多く、そのような充電器では充電しないでください。なお、過充電によるバッテリー破損は保証対象外となります。

ODYSSEYバッテリーと主な充電器の対応表
充電器
メーカー
型番
Roadwork
全自動充電器
CT1012
ODYSSEY
リチャージ
充電器
12-10C
ODYSSEY
メンテナンス
充電器
12-3T
セルスター
工業
CC30AT
デンゲン
AT2X
定 格 12V 10A 12V 10A 12V 3A 12V 5A 12V 1.5A
PC535×
PC/LB545×
PC625×
PC/LB680×
PC/LB925
PC/LB1200××
PC/LB1700×××
1200EX×××
680EX2×××
680EX3×××

 
急速充電は可能でしょうか?

充電器の出力電流により充電時間を短縮することができます。ODYSSEYバッテリーの充電受入電流値に制限はありませんので、充電器の出力が大きければ急速に充電が可能です。ただし、充電電圧の上限が 14.7V(最大15.0V)となりますので、それ以上の出力電圧がある充電器では過充電によりODYSSEYバッテリーを破損しますので注意が必要です。
一般的なガソリンスタンドや整備工場にある業務用の充電器にある急速充電機能は、出力電圧が制限されていない場合が多くあり、過充電によりODYSSEYバッテリーを破損しますので充電しないでください。

 
時間率(Ah)とは何か?
時間率とは電流値と放電時間を掛けたものとなり容量の基準となる値です。一般的に JIS規格の場合5時間率容量を表し、輸入車用のバッテリーの場合、20時間率容量で表しています。放電の電流値が大きくなれば、時間率容量は減ります。
例えば、1時間率で 10.4Ah のものは 10.4A で1時間流せるだけの容量があるということです。5時間率で 12.4Ah のものは、2.48A(=12.4Ah/5時間)を5時間流せる容量があるということになります。
 
CCAとは何か?
CCA(Cold Cranking Ampere)とは、-18℃の中で、定電流放電を 30秒間実施した場合の放電終了時に、端子電圧が 7.2V まで低下するような放電電流の値です。
例えば、CCAが 630A であるバッテリーは、-18℃の条件下で、630Aの定電流放電を 30秒間行った場合、30秒間 7.2V 以上の端子電圧を維持しているということになります。
 
端子位置 Rタイプのバッテリーはありませんか?
ODYSSEYバッテリーは、現在、端子位置 Lタイプのみの商品となります。PC/ LB545、PC/LB680 は大きさが小さいためにバッテリー自体の向きを変えることにより L/R タイプいずれにも対応できます。 端子に関する詳細は 端子について を参照ください。
 
保証内容は?
ご購入日から一年間を保証期間と設定しています。この保証は、バッテリーの製造・構造上の問題に対し保証することをお約束するものです。保証書は購入時に必要事項を販売店にご記入いただき、大切に保存していください。保証適用時に必ず保証書は必要となります。寿命や放電特性などの性能を保証するものではありませんので単なるバッテリーあがりは保証対象外となります。
 
バッテリーあがりは保証対象か?
ODYSSEYバッテリーは、個々のユーザーがバッテリーサイズを選択し、目的、電装品や乗り方などが同条件では無いために、バッテリーあがりは保証対象外となります。
 
端子を交換したいのですが、どうしたらよいのでしょうか?
購入後端子の形状が変更したい場合は、弊社にご相談ください。ユーザー側で端子を外したり交換したりすることは、バッテリーを破損する可能性があり、故意の改造と判断し保証対象外となりますのでご注意ください。
 
バッテリーの充電をするサービスはありますか?
有償にてバッテリー充電検査サービスをおこなっています。くわしくは、充電サービス を参照ください。
 
ODYSSEYバッテリーはバッテリーあがりが起こしにくいのしょうか?
バッテリーあがりを起こしにくいかは、ユーザーの使い方によります。バッテリーには電気をためている容量がありますので容量以上の放電をした場合、バッテリーあがりをおこします。しかし、放電する容量に対し、充電量が多ければバッテリーあがりは起こしません。バッテリーあがりをおこさないようにするためには、定期的な電圧のチェックと充電器による補充電をおすすめします。
 
ODYSSEYバッテリーの寿命は?
バッテリーサイズにもよりますがユーザーの乗り方、装備品、補充電の有無などにより、寿命は異なります。純正バッテリーとほぼ同容量のサイズを選択した場合、以前と同じ使い方、装備品であれば、今までの2〜3倍期間寿命は期待できます。ただし、間違った使用方法(常に充電不足など)の場合には、1年以内で早期劣化を起こし寿命になる場合もあります。
 
ODYSSEYバッテリーの寿命は?
バッテリーサイズにもよりますがユーザーの乗り方、装備品、補充電の有無などにより、寿命は異なります。純正バッテリーとほぼ同容量のサイズを選択した場合、以前と同じ使い方、装備品であれば、今までの2〜3倍期間寿命は期待できます。ただし、間違った使用方法(常に充電不足など)の場合には、1年以内で早期劣化を起こし寿命になる場合もあります。
 
StandardシリーズとUltimateシリーズの違いは?
Standardシリーズは、世界で販売されているモデルとなり、価格・性能とバランスがとれ高性能バッテリーのエントリーモデルとしての位置づけです。一方、Ultimateシリーズは、日本専用となり、放電特性などStandardシリーズより優れており性能を重視したモデルです。低温時の始動性やオーディオの音質改善等で効果を発揮します。